ブロック塀 安全講習会
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令和元年9月26日木曜日 14:30~16:30の2時間に亘って、
サンメッセ香川 大会議室に於いて、ブロック塀 安全講習会が行われました。
主催は、(一社)全国建築コンクリートブロック工業会
講師は、 独立行政法人 国立高等専門学校機構
小山工業高等専門学校 建築学科 名誉教授 川上勝弥先生です。
2018年の大阪北部地震で、高槻市立寿栄小学校のプールと
道路との間のブロック塀が崩落して、幼い命が亡くなりました。
その後、学校のブロック塀の安全チェック及び対策、
住宅街での危険ブロックチェックなど今まで、気にも留めず過ごし、
通っていた道にも危険がある事を意識するようになってきたかと思います。
今年7月末までに申請をすると通学路等生活道路に面していて
危険と隣り合わせのブロック塀には撤去の補助金が出ていました。
まだまだ、ブロック塀の改修工事は進んでいません。
未だに、高等学校のブロック塀に張り紙があります。
「危険なので近寄らないように」
そのブロック塀の横は、歩道で通学路・通勤路になっていて、
人通りも結構あるところです。
長期経っているブロック塀の中は、環境によってではありますが、
車の往来が多いところでは、
振動によって地盤の揺れなどの影響があるでしょう。
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下から3段目のブロックにヒビが入ったり、
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目地のひび割れから
途中ブロックが陥没したり、
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雨風の影響で中の鉄筋が錆びて、ボロボロになっていたり、
鉄筋の膨張によりブロックが割れていったりします。
撤去していくと中の状況がわかってきます。
こうなる前に、撤去することをお勧めします。
いつ何時倒れるかわかりません。
ブロックを着いた後、笠木をすると雨水の影響が少なくなります。
今一度、生活環境・仕事環境の中に、危ないブロック塀が無いか、
ちょっと見まわしてみましょう。
次回も安全講習会の内容をお伝えしたいと思います。